ひとつの音をちがった角度で・・

緒方です、


前回は、
同じ「ド→ミ」でも

いろいろな状況で
聞こえ方が
異なってくる。


ですので
いろいろなパターンや
練習曲で

練習することが
大切だと
お伝えしました。



なぜ、このように
同じ音程でも
違って聞こえてしまう
のかについては

焦点を合わせて
聞いている部分が

それぞれのときや
場面で
違ってしまっているので

そのように
聞こえてしまっている
のですが


それを利用して
今回は、逆に

1曲(もしくは)を
いろいろな視点で聞く
ことで

音感を鍛えていく
方法について
説明したいと思います。


−−−−−−−−−−−−−−−

ひとつの音を
ちがった角度で・・

−−−−−−−−−−−−−−−

前回、
説明したように

リズムや
音の並び方が違う
場合には

いろいろなパターン
の練習曲で

練習するほうが
わかりやすいですが


同じ曲や
メロディでも

ちょっと視点を変えて
聞くことで

音感を
トレーニングする
ことができます。



例えば、

「ドレミファ
 ミレド〜」

といったような
カンタンなメロディが
あったとします。


そして、
伴奏がない状態で

このメロディが
流れたとしたら


たいていのひとは

ハ長音階の
「ドレミファソラシド」に
なぞらえて

メロディを聞き取る
と思います。


ハ長音階を
数値(度数)であらわすと

ド =1
レ =2
ミ =3
ファ=4
ソ =5
ラ =6
シ =7

となりますが、


音階を視点にして
聞いているのを
この数値であらわすと


「ド(1)レ(2)
 ミ(3)ファ(4)

 ミ(3)レ(2)
 ド〜(1)」

となります。



しかし、これには
伴奏がついていて

このときの
コードが「C」

つまり、
「ドミソ」の和音が

一緒に弾かれていた
とします。



そうすると、
「音階」より

「コード」や「和音」に
フォーカスして

音楽を聞く方の場合


同じメロディでも
コードの分散和音として
聞き取って
しまったりします。


ドミソの和音を
コードの要素として
考えると

ド=ルート(根音)
ミ=3rd
ソ=5th


そして、
コードの構成音ではない
以下の音は

レ =9thのテンション
ファ=sus4の係留音



ですので、
コード(和音)に
フォーカスした聞き方
をすると


「ド(ルート)レ(9th)
 ミ(3rd)ファ(sus4)

 ミ(3rd)レ(9th)
 ド〜(ルート)」

といったような
聞こえ方になります。



ちょっと
理論的な話に
なってしまいましたが


このように
同じメロディでも

音階に
フォーカスしたときと

コード(和音)に
フォーカスした
ときとでは


それぞれの音の
役割が違うので

なんとなく違って
聞こえてしまいます。



通常、
この聞き方の違いは

楽曲の作り方など
によっても
左右されますが


ほとんどの場合
そのひとの聞き方の
クセなどに

関係していることが
多いです。



例えば、

歌手の方でしたら
メロディを歌うので

「音階」を
視点とした聞き方


ギターなどで
コードを弾くほうが
多い方であれば

「コード」を
視点とした聞き方で

聞いてしまいがち
になります。



もし、自分自身が
どちらかに片寄った
聞き方をしていると
感じましたら


ぜひ、もう片方の
聞き方で

分析しながら
聞いてみてください。



その2種類の聞き方が
組み合わさったとき

音程のとり方も
きっと違ってくるよう
になると思います。



緒方晶圭







banner_03.gif

なぜ!あなたの音感はよくならないのか?

毎日楽器を練習しても音楽スクールやレッスンに通っても
全く音感がよくならなかった人が短期間で
耳コピできるようになったトレーニング法とは?

音大受験性が丸暗記するほど練習している教材を
ドレミ音声で聞き流しトレーニング!

楽器を演奏するひとも、歌をうたうひとも、作曲やアレンジしたい人も
とにかく音感をよくしたいひと必見です

あなたの音感がよくならない理由